エッセイスト・旅行ライター・作詞家

マヴィレット治療31日目&久しぶりに歌ったよ!


かなり前。
まだわが社にたくさんの養成タレントがいた時代。

ある劇団の主宰が教えてくれたことがあります。

息をすることは生きること

腹式呼吸のトレーニングの過程で、弊社の養成の子に教えてくださったのを聞いていたのですが、確かにそうだと思います。

生きている、命があるということ。
私たちが日々感じられるのは、心臓の鼓動ぐらいではないでしょうか。他の内臓の動き、脳の活動は、自分では感じられないですよね。

息をするということは当たり前じゃない。
命があるから息をする。
生きているから息をする。

呼吸は一番、生きているということを感じられることなのかもしれません。

ストレスがたまったとき、腹式呼吸や深呼吸をするといいと言います。
昨今では、1日に10分程度、瞑想をするといいともいいます。
瞑想は自分の呼吸を感じること、腹式で呼吸をすることが大事だそうで、呼吸は普通にしていることでも、とても大事なことなのですね。

自分の呼吸を感じられたら、「生きているんだ」と感謝する。
病気と向き合うようになってから、そういう気持ちでいたいと思うようになりました。

昨日の検査でも、ウィルスは検出されず!
安定して、完治を目指せる道を進んでいます。

治療を開始して、変化したこと。

  1. お天気の変化による頭痛がなくなった
  2. 顔に出ていた湿疹がなくなった
  3. 体が軽く感じるようになった
  4. 一日の終わりに、重力を感じるような疲れを感じていたのが、感じなくなった
  5. 頭の中が何かすっきりとした気持ちになった
  6. 前向きさで満たされるようになった
  7. 毎日を楽しく感じられるようになった
  8. 朝起きるときの、重たい感覚がなくなった(目覚めがよくなった)
  9. 歌えるようになった(ほとんど高音が出なくなっていたのが、出るようになった)

おそらく、5~8は気持ちの問題。
治療をして、今までが普通ではなくて、本当は慢性肝炎の影響だったのか、、、と思うことが増えたために、心の中に変化が起こり始めたのだと、自己分析しています。
9は、なんだか理由がわかりません。

実際、マヴィレットを飲む前は、「私は持久力がない」と思い込んでいたし、「一日が終わったら疲れるのは当たり前」という感覚があって、慢性肝炎だから、という発想は微塵もなかったのです。

そりゃ、生まれてすぐ心臓の手術して輸血して感染しているわけだから、生きてる年数分、慢性肝炎なわけでしょ。自覚したのが20代半ばというだけの話だから。
ほぼ年齢分、ウィルス君たちと一緒に生きてきたわけだから、慢性肝炎で疲れやすいなんていう考え方は全くなかったのですよ。
そもそも心疾患があって、学校の体育の授業も何となく軽く過ごしてしまってきていたから、運動音痴でもあるしね。音楽やってた割には不器用で、リズム感あるわけではないし(^_^;)

ただ、ここ2年間ぐらいは、地球には重力があるのね、って思ってしまうような疲れはありました。体重が増えたからか、年齢か・・・いろいろ考えたけど、同年齢の人たちより疲れやすくて、すぐ家に帰りたくなったり、仕事へのモチベーションが続かない。
そういう自分が嫌で、今考えれば罪悪感みたいな感情を持っていたような気がします。

でも、こうして体が軽くなってみると、私のメンタルの問題じゃなかったんだって思えるようになって、心も軽くなってゆきました。
毎日が楽しいし、ありがたいと感じるようになりました。

毎朝、起きたら鼻歌が出てくるような、そんな感覚。音楽に包まれていたいという気持ちが戻ってきました。
音楽は、私の心の癒し。
それが、この2年間、時々しか触れずに避けてきました。

昨日、久しぶりにひとりカラオケへ。
病院の帰りに行ってみました。

先ほども書きましたが、ほとんど声も出なくなっていて、歌うこと自体避けていました。
この2年、母が狭心症になり、祖母が他界し、、といろいろあったこともあったので、心臓の動悸はするようになるし、疲れが重たくなってゆくし、自分の体もメンタルも限界に来ていたのかもしれません。
4歳から音楽をはじめて、歌うことは私の大事な宝物だったのに、そこと向き合うことすらできなくなっていました。
当然、声は出なくなるよね・・・ボイトレしていないんだもの。

でも昨日、何となく、急に歌いたい!!!っていう気持ちになって、通りがかりにあったカラオケ館へ入りました。
30分程度でしたが、「声が出る!」ということを確認することができました。
おそらく1か月ほどボイトレすれば、バリバリ現役で歌っていたころのキーを取り戻せる気がします。

私の中で、慢性肝炎であることを意識して生活したことはありません。
むしろ共存しすぎて、意識ができていなかったのかもしれません。
でも年に4回は検査があるし、昨年は治療前だったので、検査回数も増えていました。そのためか、病気と向き合うことを避けることができなくなっていたし、自分の体もそろそろ限界を迎えていたのかもしれません。

自分でも本当に無意識に「慢性肝炎」という重たい錘のようなものを、抱えていたのかもしれません。
この1か月で、それらからようやく解放された気持ちになりました。自分では感じていないつもりでも、心はちゃんと反応している。人間ってそういうものなのかもしれませんね。

自分のこの経験は、きっと今後の人生で生きてくるように思います。
あと4週間。
がんばろ~~~!!

本日の虎の門病院の帰りは、チキンカレー

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