C型肝炎の発覚から入院までの長い道のり

さっき、またぼ~~~っとした顔をしてたら、

偉い先生が回診に来た。

来るなら、時間を先に教えてほしいぞぉ!!!

病院にいると、それだけで気持ちが重くなる気がします。でも、それは良くないので、出された食事はまずくても「完食」しようと、残さず食べております。その方が、検査結果もいい気がして、、、

同部屋の方は、本当に頑張って治療をされていて、食事も喉を通らないぐらいなので、看護師さんに「お食事は召し上がれましたか?」と言われると、小さな声で「はい、全部食べました」と言っております。

どんなに具合が悪くても、ありがたいことに食欲だけは減らないので、具合が悪くなっても回復は早い方なのですが、食欲があるということは根本的なエネルギーが元気なのだと、ありがたく思いました。

 

さて、今日は入院までの経緯を書こうかなと思います。

先日も書いた通り、あるとき職場の健康診断でひっかかって、自分がC型肝炎だと初めて知りました。

それまではHCV陽性など出たこともないし、C型肝炎という病名も知りませんでした。だから、陽性と出たところで、「なんじゃそりゃ」という感じだったのに、職場に来ていた医者が余計なことをいうものだから、もうほんと、奈落の底に落とされた気分だったわけです。

すぐに、心臓の主治医から、C型肝炎の専門の先生を紹介してもらいました。これが1件目の病院です。そこには、だいぶ長いこと通いました。もちろん年単位です。
とてもいい先生でしたし、きっとここで入院して、治療をするのだろうと思っていました。

ただ、インターフェロン治療は、本当につらくて苦しいんです。治療をしないほうがよかったんじゃないかと思うほどの人がたくさんいらっしゃったと聞きます。

発熱、おう吐、筋肉痛、髪の毛が抜ける、、、などなど。

たまたま偶然ですが、私が通っているアレルギーの病院の先生のお姉さまがC型肝炎で、インターフェロン治療をして、本当に苦しみぬいたと言っていました。

私がマヴィレット治療をすると伝えたとき、「あなたは幸せよ。絶対やったほうがいい。今は本当に楽になったんだから」と言って励ましてくださいましたが、そのぐらい、インターフェロンとマヴィレットの治療には差があります。

まだ内服薬での治療方法がなかったとき、1件目の病院の先生に「年齢的にも、そろそろ治療をした方がいい」と言われました。

その時の先生は、年齢とともに体力の衰えがあって、肝硬変に進行する可能性があると考えたらしく、そう伝えられました。

迷って母に相談しました。今もそうですが、私の場合、数値的には全く悪くなっていなかったし、ごく普通に生活ができていましたし、肝臓なので当たり前ですが、自覚症状もなく疲れやすくもありませんでした。生活もできるだけ気を付けていたので、ある程度規則正しく食生活もバランスよく考えていましたから、自分の中で「今のタイミングじゃない」という感覚がありました。本来はお医者様の指示に従うべきだと思いましたが、どうしてもセカンドオピニオンを考えたくなり、日本で一番C型肝炎の研究をしている病院を探したところ、「虎の門病院」を知りました。

それまでは全く縁のない病院だったし、いきなり行ったところでちゃんと診てもらえるか不安だったのですが、「虎の門病院に行きたい」と母に言ってみたら、なんと母の知人に虎の門病院の先生がいたのです。

「長い間連絡取ってないけど、聞いてみる!」と言って連絡を取ってくれて、虎の門病院にご縁を作っていただけることになりました。

虎の門病院は、C型肝炎では熊田先生というとても有名な先生がいらっしゃいます。そのためか、肝臓の診察はとても混雑していて、みなさん本当に遠くから診察に来ていらっしゃいます。

実際に診察を受けてみて、「まだ、治療する段階ではない」ということで、経過観察ということになりました。

やっと自分が納得することができたような気がしました。

C型肝炎の治療はこの5年で大きく変化しました。治療期間が半年以上のインターフェロン治療しかなかった段階から、内服薬になり、今や飲み薬で8週間でウィルスを排除できます。

本当は、通院だけでもいい治療らしいのです。
ただこの薬は心臓に少し負担がかかるらしく、私の場合は心臓の手術をしたことがあるために、1週間の入院となりました。入院前に心臓への負荷テストなどは済ませていたので、入院後の検査もレントゲンと心電図だけ。

だから基本的に暇!!!

 

虎の門病院にももう、何年も通っています。
2年程前に、私の主治医の先生が本を出版されました。

この当時はマヴィレットではなかったのですが、この本が出たときには衝撃でした。副作用もないし【飲み薬だけで治る】、そういう時代がやってきたのだということに驚きでした。

本当は、もう少し前に、飲み薬の治療をしようと考えた時期があります。
しかしその時に、母親が具合が悪くなり、祖母が他界し、と立て続けにいろいろあったものですから、「今がタイミングではない」と思って先延ばしにしました。そうしたら、昨年の秋に、マヴィレットが承認されたのです。新しいお薬、マヴィレットのおかげで、12週の治療が、8週間治療でOKとなりました。

 

c型肝炎が内服薬で治るようになった頃、私は仕事で、頻繁に香港を訪れていました。
ご存じのとおり、テレビ番組やCMなどのロケコーディネーターをしていますから、海外出張は頻繁ですし、撮影中は寝られないことも多々あります。

ある撮影で、ほとんど寝られない、体力的にはかなり厳しい撮影がありました。
撮影中、ふとトイレに行くと、思いっきり!尿にかなりの量の血が混じっていました。

「え、、、、やばい、、、」

結論から言うと、疲れとストレスによるもので、体からの一時的なサインだったらしく、特別に何もなかったのですが、撮影の一番大事な時を迎えていて、そんな時に私にとっては大事件!だったので、ショックと混乱が起きました。

そうなると人間、どうするかというと、

忘れる!!!

 

正確に言うと、忘れたわけではなかったのですが、もう仕事を完遂することしか考えられなくなって、日本に帰国するまで、忘れることにしたのです。

忘れたいことは、脳のコントロールによって、ちゃんと忘れられるらしく、実際に私がこの事件を思い出したのは、成田に戻ってからでした。

家族に言えば、ひどく心配をし、次の香港出張を止められるのはわかっていたので、何も言わずにひそかに病院に行って検査を受けました。

 

でも、2度目の事件が起きます。
またもや、某番組の撮影で2度目の尿に血が混じる事件。1回目に比べると大したことはなかったのですが、深夜2時ぐらいの出来事で、疲れもひどく、心理的なショックも大きかったのを覚えています。

ただよく考えると、ほとんど寝られない日が続いたときにサインが出るようで、病院でそのことを確認すると、そういうことはある、ということでした。

肝臓の問題ではないことでホッとしましたが、検査結果が出るまでは、家族には絶対言わないと決めて、問題がないことがわかってから初めて母親に話しました。
かなり驚かれましたけどね。当然、「先に言いなさい」と怒られましたけどね・・・(笑)

 

そんな事件が続いた後、飲み薬で治るということがわかり、治療をすることを考え始めました。それでもまだ、タイミングが違うという感覚は抜けず、先生と相談しながら、経過の観察を続けます。

2017年の秋にマヴィレットが承認されたので、昨年12月に治療を決意しました。もうこの時は、自分の心の中で「今がタイミングだ!」と確信していました。もうやるべきだと、理解していました。お医者様から見たら、直感なんてばかばかし話かもしれませんが、自分自身のタイミングで、「いまだ!」というのは必ずあると思います。その心の声というか、直感は大事にしたいと思っています。だからこの時先生から「治療する?」と聞かれたときには、直感がピンときて、迷わず「やります」と答えていました。

それにこの先、仕事をするにあたって、やっぱりリスクや心配は取り除いておきたいと思いました。長時間労働や不規則な生活になるたびに、自分の体が続くかどうか、肝臓に負担がかかって、動けなくなるのでは?という心配を抱えながら仕事をするのは、それもまたストレスになる気がしたのです。

もちろん、どんなに健康な人であったとしても、働きすぎは体を壊してしまいますし、C型肝炎が治ったところで、ずっと定期健診は続きますが、治療をしたということが、今後の自分の自信につながると思いました。

治療を決めてから、医療費助成の申請をしました。役所で書類をいただいて、必要な書類をそろえて、そのあと先生に診断書を書いてもらい、住んでいる地域の保健所に提出します。

なんとそこから、認可が下りるまで、1か月半!!!

本当に助成認可をいただけるのか不安でたまらない1か月半でした。
なんといっても、薬代だけで407万円の治療です。お国に助成をしていただかなければ、治療はできません。

認可が下りたときには、東大に合格したような気分でした。
ありがたいです。

 

そして、ようやく治療生活に入ることになりました。

ま~~~それにしても、こんなに飽きるとは!!!
通院だけでも良かったんじゃない?と言いたくなるほど、飽きてます。

だから、家族からの差し入れは

ちゃんと味わって

食べる時間があります。

こんな素敵なかわいらしい、レカンのお菓子、いただきました。(母がいただいてきてくれました)
だいぶ食べた・・・!!!

入院してるのに、太りそうです・・・(^_^;)

 

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